離婚するに際して、自宅などの不動産がある場合には、その不動産の時価を算出しなければなりません。

その方法としては、不動産鑑定士に依頼すると正確にかつ信用性のある時価を算出してもらうことができます。しかしながら、この場合、多額の鑑定料が必要となります。

そこで、通常の場合は、不動産業者に不動産の査定を依頼すればそれほど費用をかけることなく速やかに時価を算出してもらうことができます。もっとも、この場合、業者は依頼者の意向に沿って時価を算出することもできる為、複数の業者に依頼することによりその信用性を担保することが必要になることもあります。

なお、固定資産税評価額は課税のための評価額であり時価ではありませんので、参考程度にとどめておくべきです。